【怒り】自分の中の怒りと正しく付き合う5つの方法【コントロール術】
- 2022.01.12
- メンタルテクニック
小さいことでイラついちゃうんだよな・・・そんな自分にもまたイライラしちゃう。
こんにちはアズマカイトです。今回はこちらのお悩みについてお答えしていこうと思います。
- 怒りを感じる原因
- 怒りを感じやすい人の特徴
- 怒りをコントロールするスキル
怒りは人なら誰でも持っている感情です。
怒りまで行かずともイライラしたりと苛立ちを感じる人も多いのではないでしょうか。
特に昨今コロナ禍にもなり、小さなことで苛立ちを感じる人が増えてきているように思います。
怒り自体は大切な感情ですが、エネルギーが強い分、正しくコントロールしないと怒りの炎で自分をも燃やしてしまいます。
今回は僕自身が実践している内容を中心に怒りとの付き合い方をお伝えしていきます。
怒りを感じる原因
そもそも怒りはどうして湧いてくるのでしょうか。
怒りという感情自体は悪いものではありません。
というのも喜怒哀楽との中にも入っているように私たちにとってなくてはならないものです。
大切にしている人や価値観が傷つけられたり、自分の思い通りにならなかったりしたときに、怒りという感情を使って、危険から大切なものを守ろうとするものです。
ただどうしても自分の中で余裕がなくなってくると怒りを感じやすくなります。
そのため怒りやすい人は余裕がない人と言えてしまうかもしれません。
また怒りの根底には恐怖があるとも言われています。
つまり恐怖を隠すために怒りという感情で身を守っているということです。
怒りを感じやすい人の特徴
その1:自己顕示欲が強い
自分が思い通りにいかない時に怒りを感じやすい人は自己顕示欲が強い人と言えるかもしれません。
自己顕示欲とはいわゆる承認欲求のことで誰かに認められたい、自分を認めてほしい、褒めて欲しい、すごいと思われたいという欲求のことです。
この自己顕示欲が強すぎると自分の思い通りにならなかった時に怒りを周りに出し、従わせたり融通を通そうとしてしまいます。
また子供の頃にわがままを言って叶えられた経験があると、怒りを使って自分の要求を通そうとしてしまう傾向があります。
その2:精神的に余裕がない
心に余裕がなくなるとどんな人でも怒りっぽくなってしまいます。
普段なら笑って許せることでも急いでいる時や焦っている時、他にやることが重なっている時など自分自身に余裕がない状態でされるとついイラッとしてしまいます。
最近ではコロナの影響もあり気持ち的に余裕がない人が増加しているように感じます。
その3:自信がない
自分自身に自信がないと相手の言葉や行動に対して悪く捉えてしまいがちです。
例えば同僚や先輩がサッと仕事を手伝ってくれた時に普通なら「手伝ってくれて助かった」「優しい」と思います。
ところが悪く捉えてしまうと「私が遅いって言いたいのかしら。」「早くしろって圧力を感じる。」「直接言わないで嫌味な人」と本来は善意でやってくれたことに対しても穿った目線で見てしまうのです。
その結果相手に対して腹を立ててイライラしてしまいます。
その4:周りの環境
自分が原因以外にも周りの環境にも影響を強く受けます。
怒りの感情はとても伝染しやすいので、職場や学校といった日頃多く過ごす場所に怒りっぽい人がいると、その近くにいる人も不快感によって心の余裕がなくなり小さなことでイライラしてしまいます。
怒りと正しく付き合うコントロール術
その1:深呼吸
何はともあれまずは深呼吸です。
呼吸は私たちの心ととても密接です。
怒りを感じているときの呼吸は浅くなっているので、意識的に深呼吸することでリラックス状態に持っていくことができます。
深呼吸をすることで頭を冷やし、冷静に物事に対処することができます。
その2:何に腹が立っているのか考える
深呼吸して落ち着いたら、自分が何に対して腹がたったのか、怒りを感じたのかを見ていきましょう。
相手の言い方だったり、行動だったり、怒りの原因が見えたら、もう一歩自分の感情を見ていきます。
今度は何に対して怯えているのかを探ってみましょう。
怒りの底には恐怖心が隠れています。そのため怒りは自分の恐怖を誤魔化すためのものと言えます。
自分が何に怖がっているのかを探っていくと、冷静に自分を見つめることができるようになります。
その3:イメージの中で一旦ボロクソに言いまかす
深呼吸したりしてもイライラがおさまらない時もありますよね。
そんな時は自分のイメージの中で相手に対して言い返してみたり、時には物理的に殴ってみたりしてみてください。
現実にやってしまうのは大問題ですが、イメージの中では何をしても問題はありません。
ちなみに僕はこの方法を結構やります(笑)
イライラしている時はどんなに落ち着こうと思っても思い出したりして怒りが収まりません。
ですのでイメージの中でだけでも一旦吐き出し、落ち着ける状態に持っていきましょう。
その4:相手がいるメリットを考えてみる
腹の立つ相手がいることで得られたことはなんでしょう?
無理矢理にでも相手がいてくれたおかげで気づいたことや教訓にできることなどを考えていきます。
ここでのポイントは100%思えなくてもいいということです。
少しでも感じたり、ちょっとでもそういう側面があればそれを”教訓として学べた”としましょう。
これをすることで相手に対して感謝の気持ちが湧きやすくなるし、感謝を思えなくてもイライラ自体を減らす効果があるので「100歩譲って」の気持ちで考えてみてください。
その5:自分なりの発散法を持っておく
怒りや苛立ちを感じたときにこうして発散する!という方法を普段から見つけておくといざというときに効果的です。
怒りは我慢するよりも何かの形で発散させたほうが精神衛生上健康です。
僕であればその3のイメージの中で相手を言いまかすことに結構時間を使っていますし、大好きな音楽を聴くという人もいます。
アニメのクレヨンしんちゃんでは園児仲間のねねちゃんが怒った時はどこからともなく取り出したうさぎのぬいぐるみをボコスカと殴っています。
自分の中で解消まではいかなくても少しでも溜飲がさがる自分なりの方法を考えてみてください。
今回は怒りを感じた時の向き合い方をご紹介していきました。
今回ご紹介したものは怒りを感じた時に行うものなので、言わば対処療法です。
こういった対処法も抑えつつ、心に余裕ができるセルフケアや自信をつけるトレーニングもやっていくとより効果的です。
怒りは大切な感情ですが、むやみやたらに周りに振り撒いてしまうと周りにも迷惑ですし、何より自分自身が嫌な気持ちになってしまいます。
ぜひ怒りと上手に付き合って余裕のある人間になっていきましょう。
僕も頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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