2022年は”自分らしさ”よりも”自分のできること”が大切になってくる
- 2021.12.29
- コラム
こんにちはアズマカイトです。
2021年は継続的なコロナの緊急事態宣言だったり、多くの著名人が亡くなったりと個人的には決して明るい年と言えるものではなかったのかなと感じています。
もちろんオリンピックなどの祭典もありましたが、費用やボランティア問題など多くの問題を抱えての開催となり本来の国や国民の一致団結感みたいなものは薄いように感じます。
僕たちの日常レベルにおいても働き方や過ごし方も徐々に変化したり、あるいは元に戻りつつあったりと状況に合わせて変化を余儀なくされていたのではないでしょうか。
2021年は僕や僕の周りの人を見ても「自分らしさ」と「変化せざるを得ない」状況に葛藤している人が多くいたように思います。
「自分らしさ」とはなんなのか?
この記事を読んでいる人の中にも、向き合わざるをえない環境や状況になった人もいるんじゃないでしょうか。
僕個人的な話をすると僕自身も自分らしさだったり、自分が伝えたいことだったり、自分と対話しないといけない状況が多くありました。
そんな自分の経験や僕の周りの人を見ていると、この2021年をうまく活用できた人とあまり活用できていない人に分けた時に共通点があるように思いました。
その共通点が「変化の方向性」です。
「自分らしさ」と「変化していく」ことは一見すると逆のことです。
なぜなら自分らしさは貫いていくことに対して変化はそれらを変えなければいけないわけです。
それも2021年でいえば変化をしないといけないという半ば強制的な変化なので、反発したい気持ちや抵抗したい気持ちも多く生まれたのだと思います。
ただ「自分らしさ」を考えた時に「頑固」とは違うなとは思ったんですね。
僕の解釈ですが「自分らしさ」とは自分がどうありたいのか、どんな気持ちでいたいのかにフォーカスを当てるのでプロセスや状況は二の次だし拘りません。
一方で「頑固」は気持ちよりもプロセスや状況、環境といった自分以外のものにフォーカスが当たっているように感じます。
そしてこの「変化」をどこに当てるのかが変化の方向性であると。
この2021年をうまく活用している人たちはこの変化を自分のプロセスの変化や環境の変化として率先して変えていきました。
また自らでなくとも環境の変化に対応していったといえます。
逆にうまく活用できていない人たちはこの変化を周りに求めています。
「環境が悪い」「おかしい」「前はこうだった」「あの人がこうするべき」といった具合に自分が変化することをせず、周りに変化を望んでいるような感じです。
もちろんそれが悪いわけでもないし責めるわけでもありません。
ただ歴史を見ても太古の恐竜が滅びて、環境に適応した哺乳類が生き延びたように、変化し適応していくことの重要さを教えてくれているように思います。
この変化に対する方向性というか適応力というかはいろんな本を見ても重要な事柄として書かれていますが、今年はことさら強く現れたんじゃないかと感じます。
そんな今年を踏まえて来年の2022年はどんな年になるのかなぁと考えてみると、僕個人の考えですが2021年に開いた差がさらに拡がっていくように感じます。
どこに変化のフォーカスを置くかによって現実的に多くの変化が生まれています。
その多くは仕事という形で現れていますが、もっと細かく見ていけば収入だったり人間関係だったりと僕たちの生活にかなり密接でメンタルを揺り動かしてくる問題です。
現実世界で変化が現れているということは、それ以上に心の変化は拡がっていると考えて良いと思うので、いかにこの変化の方向性に気づけるのかがキーポイントになるんじゃないかと思います。
さらに言えば「自分らしさ」というよりも「自分のできること」に向き合う流れが最近きているように感じます。
この2つは似ているようでちょっと違います。
ですので今までよりも「生き方」よりも「スキル」や「経験」がそこに付随してくるのではないかななんて思いますね。
僕自身は「挑戦」と「自己表現」がテーマの人生なので、引き続きそこを押さえながら出来ることを精一杯やっていこうと思います。
この人生のテーマは一人一人にあるものなので、押さえておくと自分の方向性を決めやすくておすすめです。
それでは今年もこのブログを読んでいただきありがとうございました。
皆様にとって何か一つでも前に進むためのきっかけになれていれば幸いです。
2022年も少しでもプラスになるような記事を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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