【簡単】仕事のパフォーマンスを上げるメンタルの鍛え方【難易度付き】
「仕事で怒られたりすると何日も引きずってしまいます。そのためパフォーマンスも落ちてしまったりとムラがあります。強い自分になるにはどうやってメンタルを鍛えればいいでしょうか?」
こんにちは、メンタルトレーナーのアズマカイトです。
今日はこちらのお悩みについて解説していこうと思います。
本記事の内容
- メンタルが弱い人の特徴
- そもそもメンタルは鍛えたら強くなるものなのか
- 難易度付き!メンタルの鍛え方
メンタルに関してのお悩みやご相談は多岐に渡りますが、中でも「仕事」に関してはとても多いお悩みです。
それは私たちの生活の大半は仕事をしているから。ですので必然的に仕事に関してのお悩みも増えていくんですね。
この記事を書いている僕自身、メンタルが強い方ではありませんでした。
ですが弱かったからこそ強くなるために色んな方法を試してきました。
結果的に今はメンタルという分野に関わり約7年目。800名以上の方をサポートしています。
今回は僕自身の経験も踏まえながら、解説していきたいと思います。
仕事に限らず、日常でも活かせる内容になっていますのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
1.メンタルが弱い人の特徴5選
1−1.自信がない
自信はパフォーマンスを大きく左右する要因です。
「自分にもっと自信があれば・・・。」こんなふうに思ったことが1度はあるのではないでしょうか。
メンタルが弱い人は自分に自信がありません。能力に対してというよりも自分自身に対して自信が無いと思っているケースが多いです。
コンプレックスが強かったり、社会的なステータス、自分の顔や声、容姿などの悪い(と思い込んでいる)部分にばかり意識が向いてしまっています。
「どうせ自分なんて」と諦めの気持ちも強くなってしまうので、変わりたいと頭で思っていてもなかなか一歩が踏み出せないことが多くあります。
1−2.物事を悲観的に捉えてしまう
ネガティブなことに意識が向いてしまう傾向があります。ネガティブなこと自体は人間の危機回避や危険回避につながる思考なので悪いことではありません。
けれどそれに伴って過剰に不安になったり、怖くなったりという感情が必要以上に湧いてきてしまうのが特徴です。
考え方が後ろ向きになり「こうなったらどうしよう」といつも不安を抱えてしまっているので精神的に消耗しやすくなります。
1−3.声が小さい
個々人によって声量は違いますが、打たれ弱かったり、自信がなかったりすると声が小さくなります。
いわゆる気が小さいという状態で気が小さいとどうしても精神的に弱くなり、物事を悲観的に捉えたり、ちょっとしたことでも悪く言われたように感じてしまいます。
仕事においても元気がないとやる気がないようにも捉えられてしまいます。
1−4.周りの目が気になる
自分が周りにどう思われているのか気になることは誰しも持ってはいますが、過度に感じてしまいやりたいことにチャレンジできなかったり、思い切り楽しめなかったり、自分の行動に制限をかけてしまいます。
そのためやりたいことが出来ない、本当はみんなと話したいのにうまく会話に入れないといった事が重なり閉塞感や孤独感を感じてストレスを溜め込みやすくなりメンタルが疲弊していきます。
また人の評価を基準にして動いてしまうため、周りの意見に振り回されてしまいます。
1-5.自分の意見を言えない
本当はこうしたい、本当はこう思っている、断りたいけど断れない。こうした自分の意見が言えない状況が続くと自信を失ってしまいます。
どうしても受動的になったり指示を待ったりしてしまうので周りからも積極性がないという評価にもなってしまいます。
2.そもそもメンタルは鍛えれば強くなるのか?
5つの特徴以外にも数え上げればたくさん特徴はありますが、共通しているテーマは”自信”なんですね。
逆に言えばメンタルを鍛えるということは”自信”をつけていくということになります。
ではあなたから見てメンタルが強いと思われる人たちを少し思い浮かべてみてください。
その人達は生まれ付きメンタルの強い性格、性質だったのでしょうか?
確かにメンタルの強さは生まれつき強い弱いはあると思います。ですがそれは微々たるもので、メンタルの強弱はそれまでの積み重ねによるものが大きいです。
どういう考え方をしてきたのか、どんな捉え方をしてきたのか、突き詰めるとどんな選択を選んできたのかということになります。
例えば自宅から駅までの道があった時、左と右どちらの道を進みますか?
1分でも近い方でしょうか?それとも車通りが少ない方でしょうか?景色がいい方でしょうか?
日常は気づいていないだけで選択の連続です。実はこの選択基準の積み重ねが僕たちの考え方を作っていきます。
つまりはこの選択基準を意識して変えていくと望むメンタルへと変わっていけるということです。
僕たちは学生時代「メンタル」なんて授業はありませんでしたから鍛え方も上達の仕方も練習方法も学んでいません。
なので出来ないのは当たり前です。
ですが算数の足し算や引き算、ひらがなの読み書きなど小学生で学んできたから今出来ていますよね。
実はメンタルも同じです。
計算や読み書きなどと同じ一つのスキルなんです。
ですので安心して下さい、メンタルはちゃんと鍛えればちゃんと強くなります。
一般的なスキルと違い目に見えないので、強くなっているのかどうか判別がつきにくくはありますが、しっかりと上達させていくことができるものです。
個人的な考えですが、もしかすると強い弱いよりも使い方が上手か下手かという方が合うのかもしれませんね。
3.難易度付きメンタルの鍛え方
「メンタルの鍛え方」と一口に言ってもいろんな方法があります。
本などにはあまり書かれていませんが人によって合う合わないも存在すると僕は思っています。
今回は難易度別にいくつかご紹介していきますが、全てをやってみよう!というよりはどれかピンとくるモノを一つでも見つけて取り組んでくれると嬉しいと思います。
3-1.『難易度 低』好きな言葉、音楽を用意しよう
言葉や音楽は僕たちの気分ととても密接です。
自分にとって勇気が出る言葉やテンションが上がる曲などは聞くだけで自分のメンタルを上げたり、落ち着かせたりする効果があります。
言葉は憧れの人の言葉、偉人の格言、好きなアニメやドラマのキャラクターのセリフなどでも大丈夫です。
自分にとって大切な言葉を一つ、手帳やスマホなどいつでも見える位置に記録しておきましょう。
音楽に関しては自分のやる気がみなぎったり、頑張ろうと思える曲がオススメです。
こちらもスマホや音楽プレーヤーに入れて、普段から聞ける態勢にしておきましょう。
仕事前や自分にとって大切な活動をする前に聞く習慣をつけることが効果的です。
3-2.『難易度 低』口癖を変えよう
普段口にする言葉にも注意を向けていきましょう。
言葉は私たちの感情の一番外側と言われています。ですので無意識で思っていることが言葉として現れてきます。
否定的な言葉やマイナスな言葉を多く口にしていたら、それは物事を否定的に考えたり、悲観的に捉えていることが多くということ。
そういった口癖や言葉は極力言わないようにし、最終的には辞められるとベストですね。
「どうせ自分なんて」「なんでうまくいかないんだろう」よりも「自分でもできることはなんだろう」「どうしたらうまくいくんだろう」の方が脳はプラスの回答に意識を向けてくれます。
無意識にしてしまう口癖などは自分では気付きにくいですから、周りの人に聞いてみるのもいいかもしれません。
また普段の言葉や口癖がわからないという人はこれまでの口癖を辞めることよりも、新しくプラスになる口癖を作って、それを言う事に意識していきましょう。
3-3.『難易度 低』いつもやってることを継続させてみよう
新しい習慣を身につけていくことは実は結構大変です。
早起きや読書、ジョギングにダイエット、誰しも一度は挑戦して三日坊主になってしまった・・・なんて経験はないでしょうか。
そんな時はすでに習慣化していることをあえて意識することをおすすめしています。
例えば、帰ってきたら必ず靴を揃える、ご飯を食べる際「いただきます」を言う、毎晩お風呂に入る。など。
こんな自分にとって「当たり前」のことは意識しなくても毎日やっているものです。
そのため習慣にしているなんて意識もしていません。ですのであえて「今日もやったぞ」「今日も続けている」と意識することで習慣の癖をつけていくことが出来ます。
また継続できているという実感が自信にも繋がっていきます。
100均などのミニカレンダーなどにチェックを入れたりすることで視覚的にも継続がわかるとより実感を感じやすくなります。
3-4.『難易度 中』筋トレをしよう
”病は気から”と言われるように心と体は連動しています。
ですので心だけを鍛えようとするのではなく、一緒に体を鍛えることで内面外面をバランスよく高めることが出来ます。
また筋トレをする最大のメリットは体内のテストステロンというホルモンを活性化させるということです。
テストステロンが減少すると、
- 疲れやすい
- 落ち込みやすい、イライラしやすい、うつ症状
- 集中力、意欲の低下
など仕事のパフォーマンスにとって最悪なコンディションに陥りやすくなってしまいます。
もちろん仕事だけではなく、プライベートや生活全般にも該当してきます。
健康のためにも最低限体を鍛えておくことが心身ともに良いでしょう。
ハードな筋トレでなくても構いません。
最近ではYouTubeなどでお手軽な筋トレ方法も多くの方が掲載しているので自分に合った方を見つけるのもいいかもしれませんね。
ちなみに私は『なかやまきんに君』さんがご紹介されていた筋トレを続けています♪
3-5.『難易度 中』本を読もう
読書は私たちの心を豊かにしてくれます。
おすすめはまず実用書。こちらは自分の仕事のジャンルでもいいし、違うジャンルの物でも興味があれば構いません。
違うジャンルであってもヒントになることがあったりするからです。
2つ目は考え方や捉え方が書かれた成功哲学などのジャンルです。こちらはその業界で活躍した人たちが書いていることが多い印象ですね。
バリバリの起業家の人もいれば、タレントや芸人、アーティストなどの著名人も書いていることが多いので自分の好きな人の本だとより読みやすいし学びも多くなるのでオススメです。
最後は小説です。
小説はイメージ力、想像力を養うのに適しています。もちろん物語としても完成されていますが映像と違う点は情景や登場人物など全て文字で表現されているので読み手がイメージしていくというところです。
細かな心理描写などいろんな登場人物に触れることで、自分とは違う目線で物事を考えるのに役立ちます。
3-6.『難易度 高』自分と向き合う時間を作ろう
迷いがある、悩みがある、そんな時自問自答したり自分と向き合う時間を取ってみるなんて話は聞いたことがないでしょうか。
迷いや悩みの多くは自分が本当に大切にしたいものがわからなくなっている時に起こりやすくなっています。
自分をしっかり持っている人、芯がある人というのは自信があるように見えますが、それは”自分が何をしたいかはっきりしている””自分が大切にしているものが何かわかっている”と言い換えることもできます。
そういったものを明確にするのが自分と向き合う時間です。
オススメは寝る前や仕事が終わった後などにちゃんと時間を取り、その日感じたことを振り返ることです。
楽しかったこと、嫌だったこと、腹が立ったこと、悲しかったこと、それらを思い出し「なんでそう思ったのか?」と深掘りしていきましょう。
慣れないうちはなかなかうまくいきませんが、繰り返すうちに自分の思いに気づきやすくなっていきます。
3-7.『難易度 高』目標を掲げて取り組もう
メンタルを鍛えるにはやはり明確な成功体験をすることです。
しかし反面目標を達成できないと逆に落ち込んだり自己否定してしまう可能性があるので掲げる目標には注意が必要です。
例えば「今月3件契約を取る!」だと自分の努力以外の要素が多くあります。
ですので仕事の目標としてはいいのですが、メンタルを鍛えていくための目標としては”結果”ではなく”行動”にフォーカスを当てていきましょう。
ここだと「3件の契約を取るために30件電話をする」や「3件の契約を取るために先輩とセールスの練習を週1行う」といった感じでしょうか。
もちろん”結果”の目標を掲げても構いません。一番自信やメンタルが鍛えられるのはこういったギリギリの状況を打破した時であるからです。
しかし、それには相応のリスクもあることだけ覚えておいてもらえたらと思います。
まとめ
難易度別に7つご紹介してきましたが、これらは僕がセッションや講座で実際に伝えていることでもあります。
7つを全部一度にしようとするととても難しく、3日坊主になってしまう確率が高くなってしまいますのでピンとくるモノがあれば、まずは一つづつ初めてみてください。
このどれもが一回や1日だけやるものではなく、日々の習慣として継続するからこそ鍛えられていくものになります。
筋肉だって1日ではただ筋肉痛になるだけですよね。一朝一夕で身につくことではありません。
大切なのは継続する習慣。
小さな積み重ねが必ず大きな変化をもたらしてくれます。
よろしければこちらもご覧ください。
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