【お手軽】止めるだけで自己肯定感を高める言葉・口癖4選【効果あり】
- 2021.06.13
- メンタルテクニック
自信をつけるために色々挑戦してみても、なんだか途中で諦めちゃう、、、自分に価値があるってよく本とかで聞くけど、なかなか思えないよ。
こう言ったお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 1.自分に価値がないと思ってしまう理由
- 2.自己肯定感が低い人の特徴
- 3.止めるだけで自己肯定感が上がる言葉・口癖
この記事を書いている私はメンタルトレーナーとして6年ほど活動し、一般の方を対象に700名以上の方をサポートしてきました。
その経験から”自分に価値がない”と感じてしまう人たちが持つ言葉や口癖の共通点を解説していきます。
1.自分に価値がないと思ってしまう理由
何かに失敗してしまった時や落ち込んでいる時、人はネガティブな考えになり”自分に価値がない”と思ってしまうことはあります。
けれど何か特別な理由があるわけではなく、普段から漠然と”自分に価値がない”と感じているなら、
それは自己肯定感の低さが原因です。
自己肯定感とは・・・
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。
実用日本語表現辞典
とあります。
少しわかりにくい言い回しなので、簡単に噛み砕くと「自尊心」とか「根拠はないけど自信はある」という状態に近いものです。
自己肯定感が低くなってしまった原因について、家庭環境が挙げられることが多いのですが、それ以外にも学校や職場など周りの影響も多く関わっています。
つまり私たちの周りには自己肯定感を上げてくれる存在よりも知らず知らずのうちに下げてしまう環境の方が多いのです。
ですので大切なのは自己肯定感の高い低いはもちろんですが、何よりも周りの影響からいかに自分を守るのか。と言うことです。
2.自己肯定感が低い人の特徴
1.なんでも”できない”と思ってしまう。
自己肯定感が低いと何かにチャレンジしようとしても、頭の中で『でも』『だって』とうまくいかない理由を探してしまいます。
結果的にチャレンジをやめてしまったり、始めてみたものの途中で諦めてしまったりしてしまいます。
諦めグセがついてしまったり、努力する意味を感じず、結果的に頑張ることをしなくなってしまいます。
2.間違っていないか不安になる
自分が選択した答えに「間違ってないか」と不安になりストレスを感じてしまうことがあります。
これは自分の考え方や価値観に自信がないために周りの意見に流されてしまったり、自分の気持ちを押さえつけて周りの意見に極度に合わせようとしてしまうのが理由です。
周りに対して気を使いすぎてしまうことも挙げられます。
3.批判がちになる
自己肯定感が低いと他人に対して批判的になってしまう傾向があります。
これは少し複雑ですが、自分が低いことを認めたくないという気持ちや自分が優れていることを証明しするために周りや自分以外を批判し下げようとしてしまう行為として表れます。
大きく3つの特徴をご紹介しましたが、この他にも優柔不断や承認欲求、他者への依存などいろんな形で現れてきます。
特に自己肯定感が低いと人間関係での悩みが多くなりがちです。
このようなことから自己肯定感は低いより高い方が良いのですが、では高めないといけないのか?というと、、、
実は答えは”ノー”なんです。
確かに自己肯定感は低いより高い方が人間関係もうまくいきやすいし、新しいことにチャレンジもするので理想や夢を叶えやすくなります。
その他にもイライラすることが減ったり、毎日が楽しく過ごせたりと多くのメリットがあります。
ただしこれらは「変わりたい」「高めたい」と本人が望んで初めて効果を発揮します。
誰かに強制されてあげるものではないんですね。
運動や筋トレと同じで、やれば健康にはとても良いものですがやらなかったからといって死ぬわけではありません。
ただし病気や肥満になりやすかったりデメリットもありますよね。(過度な場合は命にも関わることもあるでしょう。)
自己肯定感も同じで高めれば心身ともに良いメリットも多くありますが、低いからといってこちらも死ぬわけではありません。(ただし過度な場合はこちらも精神疾患や自殺もあり得ます。)
ですので少しでも自己肯定感を上げてみようかなと感じてくれたなら、これからご紹介する口癖や言葉を辞めてみてくれると嬉しいと思います。
3.止めるだけで自己肯定感が上がる言葉・口癖
1.「すみません」
本来「すみません」とは謝罪の言葉です。
ですので謝る際にはちゃんと「すみません」と言うのは当たり前なのですが、ここで辞めるのは「ありがとう」の代わりに「すみません」を言っている場合です。
例えばエレベーターが閉まりかけに走って乗ろうとして、先に乗っていた人が”開ボタン”を押して待っていてくれた時、百貨店などの少し重いドアを先の人が持ってくれたり、周りの人の小さな親切を受け取ったときに「すみません」と言ってしまうことありませんか?
以前の私もそうでしたが気持ちとしては当然「ありがとう」のはずなのに口から出る言葉は「すみません」。
よくよく考えるとおかしな話ですよね。
日本人としての謙遜的な意味ももちろんあるとは思いますが、自己肯定感を上げるという点から見ると「すみません」は辞めて、感謝を伝える際は「ありがとう」と言うようにしてみましょう。
2.「どうせ・・・」
「どうせ・・・」この後に続く言葉はほぼネガティブな言葉になるでしょう。
”うまくいかない”とか”意味がない”といったようなやる前から諦めてしまう言葉が続きます。
すると言葉通り行動は起こさないので状況は変わらず、諦めぐせがついていってしまいます。
諦めの気持ちがよぎっても、せめて口に出すのはやめていきましょう。
3.「なんでうまくいかないんだろう」
先程の「どうせ・・・」が挑戦する前ならこちらは挑戦はしたけど思った結果にならなかった時です。
うまくいかなかった時ってどうしても落ち込んだり、原因探しをしてしまいがちになります。
うまくいかない理由や原因を探し改善することは大切ですが、落ち込んでいる時は改善しようとまで思えません。
むしろ自分のダメなところを改めて自覚せざるを得ない思考回路になってしまうので、いったん原因探しは辞めておきましょう。
4.否定語
否定語とは「〇〇ない」といった言葉です。
例えば「貧乏になりたくない」「太りたくない」「遅れたくない」「怒られたくない」などなど、未来に対してのこうなって欲しいという最低ラインのような使い方をされることが多いよう思います。
しかし否定語は使えば使うほど望まない未来に寄っていってしまうのです。
「貧乏になりたくない」と思えば思うほど、なぜか出費が嵩んでしまったり、「太りたくない」と思えば思うほど食欲が増したりします。
この理由は私たちの気持ちの問題ではなく脳の仕組みによるものです。
ですので否定語は肯定語に置き換えて使っていきましょう。
口癖だけで自己肯定感が変わる理由
単刀直入に言うと止めるだけでも無意識にかかっていたストレスが軽減されていくからです。
例えば、毎日毎日上司や先生、親が「お前は出来ないやつだ。」とか「だからあなたって○○なのよ」と馬鹿にしてきたらどうでしょうか?
かなりのストレスだし、気が滅入りますよね。
私自身、こういった上司に巡り合ったことがありますがかなり病みました。
こんなことを毎日言われて元気だったり、ポジティブな気分や自己肯定感を高く持つなんてハッキリ言ってかなり難しいです。
上記の例え話はあくまで一つの例えではありますが、重要なのは自分の言葉を一番聞いているのは自分自身ということなんですね。
つまり今回紹介した口癖を毎日聞かされているのは自分自身であるということ。
少し言葉や口癖を意識することが自分への優しさやいたわりに変わっていきます。
ストレス社会と言われている時代だからこそ、自分で自分を守っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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