【効果ある?】ポジティブシンキングの本来の意味と間違えやすい考え方

【効果ある?】ポジティブシンキングの本来の意味と間違えやすい考え方

ポジティブ思考って良いとは聞くけど本当に効果あるのかなぁ?
なんだか都合の良いように考えてるだけのような気もするけど、どうなんだろう?

こんにちはアズマカイトです。今回はこんな疑問にお答えしていこうと思います。

  • ポジティブ思考とは
  • ポジティブ思考の効果
  • ポジティブ思考と混同されやすい誤った考え方
  • 本当ポジティブ思考とは

ポジティブに物事を捉えている人を見ると、前向きだったり元気よく見えたり、元気をもらえたりします。

そのためポジティブな考え方ができる人に自分もなりたいと憧れを抱く人も多いと多いと思います。

私自身も学生時代はどちらかといえばマイナス思考で物事を良い方に考える事ができませんでした。

しかしポジティブ思考のトレーニングを重ねマイナス思考から脱出する事ができました。

ただその過程ではポジティブ思考を違った意味で解釈し、なんだかうまくいかない、なんだかしんどいといった経験もしてきました。

今回はそんな自分自身の経験をもとに、ポジティブ思考で陥りがちな間違った考え方や解釈をお伝えするとともに、本当に意味でのポジティブ思考とは何かを話していきたいと思います。

ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

ポジティブ思考とは?

ポジティブ間違い1

積極思考と呼ばれ、なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方。物事の良い面を見ようと努め、ポジティブな姿勢を保ち、「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す思考法である。ポジティブな思考はポジティブな現実を、ネガティブな思考はネガティブな現実をもたらすとされる。

Wikipedia

ウィキペディアで調べてみるとこのように載っています。

抑えるべきポイントは「物事を前向きに捉えていく思考法」ということ「前向きに捉えていくことで現実を前向きに変えていく」という2点だと思います。

私自身ポジティブ思考を学び実践してみた結果、確かに思考が変われば現実は変わります。

ただ目の前の出来事が急に変わるわけではありません。

例えば誤って落としてしまったコップが元に戻るということが無いのと同じです。

割れたコップはそのままですが、この時の捉え方が変わることでその後の行動が変わり、結果本当は怒られるかもしれなかったところが怒られずに済んだりという具合です。

ポジティブ思考の効果

現実が変わることは大きなメリットですが、その他にも多くのメリットがポジティブ思考にはありま

実際ポジティブ思考にはどんな効果があるのかを解説していきたいと思います。

ポジティブ思考のメリットその1:ストレスが減る

ポジティブ間違い2

私自身一番感じたのもストレスの減少です。

ストレスの感じ方は人それぞれですがストレスは基本的にマイナス思考から発生する事が多いと思います。

ポジティブに物事を捉えることで嫌なことが嫌なことでなくなっていくため、不快に感じずストレスを感じにくくなるというわけです。

ポジティブ思考のメリットその2:集中力、やる気が上がる

ポジティブ間違い3

集中力は元々ある方でしたが、私の場合そこに辿り着くまでのやる気がなかなか湧いてこないのが問題でした。

ポジティブ思考は物事を前向きに捉えていくので、自然と「いろんなことに挑戦してもいいかも」と思えるようになります。ポイントとしては「やるぞ!」といった決意のようなものではなく「やっても良いかも」「ちょっとやってみたい」といったライトな感覚です。

このライトな感覚が気軽に物事を始められるポイントでもあるので、やる気が上がることでチャレンジの回数が上がります。

また自分から「やってみたい」と始めたことなので集中力も自然と高まっていきます。

ポジティブ思考のメリットその3:能力が上がる

ポジティブ間違い4

私たちの才能は認知することと使うことで発掘され磨かれていきます。

認知とは「私の才能って〇〇かも」と意識することがスタートです。そのため才能発掘のためにはいろんなことを試す必要もあると思っています。

この試す行程がやる気アップにより行われ、才能の発掘が進みます。またポジティブに自分自身も捉えていけるようになるので自己肯定感が上がり、自信を持って物事に取り組む事ができます。

自信は私たちのパフォーマンスに大きく影響してくるので、能力の底上げが行われるのです。

ポジティブ思考のメリットその4:楽しい気持ちが増え、周りからのイメージも良くなる

ポジティブ間違い5

物事を前向きに捉えるということは、目の前の出来事の良い部分にフォーカスを当てるということ。

そのため良い部分にフォーカスを当てる癖がつくので、他のいろんなことに対しても良い部分が目に入るようになってきます。

結果的に楽しいことが増えたように感じます。

また楽しい雰囲気のところに人は集まりますし、そう言った人と話したいと思います。

自分自身も良い気分の時は口調も柔らかくなるし、普段挨拶しなかった人にも挨拶しても良いかなという気になります。

そのため周りからのイメージが上がり人間関係も良くなっていきます。

ポジティブ思考の落とし穴

このようにポジティブ思考にはいろんなメリットが隠れています。

しかしポジティブ思考には落とし穴があります。

これから紹介するのは私自身も体験し、私の周りも陥った事があるポジティブ思考の落とし穴です。

実際にはポジティブ思考とは違う誤った考え方なのですが、ポジティブ思考を信じている人ほどハマりやすい考えでは無いかと思います。

誤った考え方その1:やりたいことをやろう

ポジティブ間違い6

「やりたいことをやろう」この言葉を聞いた事がある人は多いのではないかと思います。

実際にやりたいことをやるというのは自分自身にとって大きなプラスです。

心の部分においても幸福感や達成感、充実感が高まるのでおすすめなのですが、1歩間違えると違った意味に変わってしまいます。

それが「やりたいこと”だけ”をやろう」

”だけ”がつくと途端に意味が変わります。そして知らず知らずに”だけ”をつけてしまうことが多くあります。

具体的な場面で言えば、めんどくさいこと、やりたくないことが目の前に来た時に「やりたくないと感じているから、これは私のやりたいことじゃない。だからやらない」と考え、目の前の出来事を避けることをします。

つまりやりたくないことの言い訳に使ってしまうのです。

その結果本当にやりたいことから遠ざかってしまうことが実は非常に多いパターンなのです。

それに本当にやりたいことに至る途中にめんどくさいことってたくさんあります。

例えば小説家になりたい!と思って執筆してる最中にペンのインクが切れてしまい、インクを買いに行かなければならなかったとして、買いに行くのをめんどくさがって行かなければ執筆は進みません。

ただ目の前のことを避けるのが悪いとは思いません。

肝心なのは他の方法を模索しているかどうかではないでしょうか。

先程の例でいえば、家族に買ってきてもらえないかどうかや、ネットで同じものがないかどうかなど、自分で買いに行くこと以外の方法をちゃんと選ぶということ。

めんどくさいなと感じたらそこから避ける前に、めんどくさいの先がやりたいことと繋がっているのかどうかを確認し、繋がっているならめんどくさいを実行する、もしくは他の方法を考えて選ぶという事が大切です。

誤った考え方その2:プラスのことを考えよう

ポジティブ間違い7

こちらもポジティブ思考として普通のようですが、こちらも”だけ”をつけると意味が変わります。

プラスのこと”だけ”を考えるということは都合の悪いことは見ないようにするということに繋がります。

物事の良い面にフォーカスを当てることは大切なのですが、それは悪い面を見ないようにするためではありません。

悪い面はしっかりと受け取り、どうすれば改善されるのかを考えることがポジティブでプラスな考え方です。

この考えもポジティブ思考をしていると知らないうちに陥ってしまうパターンの1つです。

本当のポジティブシンキングとは

ポジティブ間違い8

本当にポジティブで前向きな人は過去をしっかり悔やみます。

後悔することはエネルギーになり前に進む力になります。

ポジティブ思考に傾倒し、ただ過ちや見たくないものをみないようにしたり、自分に都合の良いように考えることではありません。

自分にとって良いことも悪いことも受け止めて、その上で良いことに比重を置くことがポジティブシンキングを上手に活用できるポイントではないかと思います。

この記事があなたの前向きな1歩につながれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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