これからの時代、本当に必要な心のチカラとは?
- 2020.05.25
- 自己成長
こんにちは、アズマカイトです( ´ ▽ ` )
ちょうど去年の今頃は年号も「令和」に変わり、これからは”心の時代”だ!と言われていました。
かく言うワタシも心の時代になると思っていたし、これを書いている今現在もさほどその想いは変わっていません。
ただ、「どんな心の時代になるの?」と聞かれるとその答えは1年前から少し変わりました。
今回はこれからの時代に向けてどんな心の時代になるのか?ワタシの勝手な未来予測のお話です☆
そもそも心の時代って??
これまでワタシたちは戦後から昭和、平成と「物質」の時代を生きてきました。
物質の時代とは目に見えるモノを大切にする時代。
例えば「お金」だったり「肩書き」だったり、極端に言えば
「お金持ちがすごい!」「社長がすごい!」と言う時代です。
もちろんこれらの価値観が無くなったわけではないし、逆に凄くないわけでもありません。
ただこういった、わかりやすいモノが求められた時代でした。
それは戦後という何もないところからの復興が急務であり、人々が生きていく上で必要だったからというのもあると思います。
そして平成に入りスピリチュアルや自己啓発といった目に見えないモノが大切だというブームが来ました。
元々この考え方や基板自体はもっともっと昔からありましたけどね。
一般にまで浸透し始めたのがこの辺りだと思います。
またいじめやブラック企業などの過労による自殺など”カウンセラー”や”メンタルヘルス”といった「心の健康」が注目され、より一層心の分野の大切さに多くの人が気付き始めたのも平成中頃からではないかと思います。
そして令和になって「心の時代」
YouTubeを始めとした発信媒体が広がったことにより多くの人が自己表現できる時代になりました。
その結果「好きな事をしよう」「やりたいことで生きていこう」「ありのままに自分らしく」
こういった言葉が力強く言われるようになりました。
かくいうワタシもこの考え方には賛成しているし、むしろこの時代の影響をとても受けています。
好きなことややりたいこと、自分の心の赴くままに行動する。
それが幸せの定義である時代、それがワタシの思う心の時代です。
これからは心にも格差が広がる
ただ「心」という分野に関して言えば、ワタシたちは学校で学んだことはありません。
道徳などの時間で少し学んだくらいでしょうか。
この心に関しては共通の勉強というものをこれまでしていない人がほとんどです。
なのでワタシたちは各々の”経験”を通して、心を知り、自分を知り、相手を知ってきました。
逆に言えば、若くても経験豊富な人もいれば、年齢を重ねても学ばない人もいるということ。
そして、これからより一層心が重要な時代になり、心の分野にも格差が生じてくるでしょう。
どれだけ経験から学んできたか、どれだけ自分と向き合ったか、
年齢など関係なく、ひたすらに心に向き合った人たちが何かを為す時代になるのではないでしょうか。
好きな事をしよう!やりたい事をしよう!
そんな自己表現をしていく時代。
一昔前ではあまり受け入れられなかった「好きな事をやって生きていく」という価値観を今は多くの人が望むようになり、実際に表現している人たちも急増しています。
ただその一方で「それができない」というお悩みを受けることも多くあります。
それは環境や状況、時間や資金など、いろんな理由があるのですが、ワタシのところにご相談に来られる人の多くは好きなことややりたいことがある程度明確で、そこに向けて動き出しているにも関わらず、なかなか辿り着けないと悩まれている人が多いです。
お話を詳しく伺うと、1つの共通点が見えてきました。
それは「好きな事をする」の解釈が少しずれてしまっているという事。
”好きな事をする””やりたい事をする”とは一体どういう事なのか?
好きな事をする、、、とは好きな事”だけ”をするではないという事。
好きな事をするということは、しんどい事、辛い事、悲しい事、悔しい事、苦しい事もたくさん経験するという事です。
好きな事をする事自体に苦はないかもしれません。
けれどそれをするためにしなければならない事があります。
その過程で苦しいことや悔しいことが訪れます。
例えば「俳優になりたい」のであれば演技の練習が必要です。
発声や柔軟、芝居、滑舌、学ぶことは多くあります。
そして、天才的なセンスを持つ人でない限り、上手くできない自分という壁にぶち当たります。
出来ない自分、不甲斐ない自分と嫌でも向き合うことになるのです。
それは感情として苦しいし、逃げたくなります。
けれど向き合ったからこそ、壁を超えることができる。
誰かと「愛し、愛される関係になりたい」のであれば自分から愛することが必要です。
愛するということは同時に焦がれるような苦しさや切なさも経験することになります。
愛する喜びと愛に傷つくは2つで1つ。
全てにおいて表と裏が存在し、そのどちらかだけを欲していては両方手に入らないのです。
どれだけやりたくない事に向き合えるか?
上手く行ってない人の共通点は「好きなこと”だけ”を見ていた」というところです。
自分にとって苦しい場面が来ると、「苦しいから自分が望む世界ではない」と目を背けたり、そこから離れては好きなことで生きていく世界には辿り着けないとワタシは思うんですね。
行きたい大学があれば勉強をする。
なりたい職業があれば、必要なスキルを身につける。
憧れる生き方があれば、既に達成している人から学んだり、自ら試行錯誤をする。
望む世界に繋がる「嫌なこと、やりたくないこと、めんどくさいこと」は「乗り越えなければならないこと」なのではないでしょうか。
ワタシはこれを「努力」と呼ぶのだと思います。
もちろん望む世界に繋がらない「嫌なこと」は必要ないと思うのですが。
これからの時代、当たり前のことをちゃんと向き合って努力をすること。
これ一つが大きく明暗を分けていくのではないかと思います。
今目の前に来ている「やりたくないこと」にほんの少しでも、向き合ってみる、そんなきっかけにこの記事がなれたら幸いです。
後悔と不安はどんな境遇(とこ)にもいて だから今を全部 ぶつけてやれるだけやって そのあとで君が笑えばいい
愛すべき明日、一瞬と一生を/GReeeeN
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