イライラや悲しい感情とうまく付き合うための2つのポイント

イライラや悲しい感情とうまく付き合うための2つのポイント

こんにちは、アズマカイトです( ´ ▽ ` )

 

嬉しい楽しい事と、悲しくて辛い事、

どちらが好きですか?

 

ワタシはやっぱり嬉しくて楽しい事です。

そりゃ当たり前だろ!と言われそうですが(笑)

 

 

こういうメンタルの仕事をしていると、クライアントの方のいろんな感情に触れる事が多くあります。

そのうち悲しみや苦しみ、寂しさ、辛さ、怒りなど一般的にネガティブと呼ばれる感情の方が多いのですが、その多くの人たちはこのネガティブな感情を否定していたり、見ないようにしていたりします。

 

その理由は子供の頃に言われた一言だったり、世間的な風潮だったりします。

・男の子だから泣いてはいけない

・人前で怒ってはいけない

・お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだからしっかりしなきゃいけない

こう言った理由からなかなかネガティブな「感情」を表に出せないという人は多いのではないでしょうか。

 

結果的にネガティブはダメ、ポジティブは良いと善悪をつけてしまい、しんどい辛い時も無理にポジティブに明るくしてしまっている方を多く見てきました。

 

今日はそんなネガティブな感情についてシェアしていきたいと思います。

 

ネガティブ感情は要る?要らない?

 

冒頭の質問のように感じたいか感じたくないか?で言えば誰しも感じたい!とはあまりならないと思います。

 

けれどワタシたちの人生において、悲しみや苦しみが無くなることはありません。

お金持ちや成功すれば解放されると思いがちですが、そうではないんです。

 

例えば億万長者になったり、出世したり、成功したりしても実はネガティブな感情が消えることはないんですね。

もちろんそれらによって薄くなったりすることはありますが、お金や地位、名誉などで埋まることはありません。

薄くなるとすれば、そのプロセスによって自分の感情と向き合ったからだとワタシは思います。

 

だから社会的に成功している人がすごいと言われるのは、為した偉業はもちろんですがその人の人格によるところが大きいでしょう。

 

その上で感情は「喜怒哀楽」と言われるように、全て必要なんですね。

物事は全て表と裏、プラスとマイナスで出来ています。

 

喜びを感じるのは、辛さを知っているから

楽しいと感じるのは、寂しさを知っているから

怒りを感じないと、優しさはわからない

哀しさを知らないと、満たされることがわからない

 

ワタシたちの中にはもっともっといろんな感情がありますから、これだけでは収まりきれません。

ただ言えることは幸せを感じられるのはその反対のしんどさや辛さを知っているからなんですね。

 

だから今しんどい、辛いと感じている事も無駄ではないんです。

明日か明後日か、来月か来年か、いつか来る幸せを感じる日のために必要なものなんです。

 

だからこそネガティブな感情に飲み込まれるのではなく、しっかりと受け止める事が大切です。

 

どうしてネガティブ感情を否定してしまうのか?

感情というのは大きなエネルギーです。

大切な人を想うと、チカラが湧いてくるし、

ショックな事があると、何もする気になれません。

 

それほどまでに「感情」というものにはエネルギーがあります。

だからこそワタシたちはそのエネルギーに振り回されがちになってしまうのです。 

 

極端な例では感情に任せて暴力を振るったり、焼け酒など何かに依存してしまったり。

 

更にそういった人たちは社会的に”悪”と言われてしまいます。

だからこそワタシたちはネガティブ感情を否定するし、大なり小なり怒りや悲しみが辛くしんどいものだと知っているから、見ないように感じないようにするんですね。

 

臭いものには蓋をではありませんが、確かに一時的にはそれでやり過ごす事ができます。

けれどその感情が消えているわけでは無いんですね。

なので事あるごとに、その感情は顔を覗かせますし、それを出さないためにもっと大きな蓋をしてしまうことになるのです。

 

感情に蓋をするということは、喜びや楽しいといった感情にも蓋をしているということ。

ワタシたちの心はネガティブなものにだけ蓋ができるほど都合よく出来ていないのです。

受け入れるとはどうすればいい?

 

ではどうすればネガティブ感情とうまく付き合う事ができるのか?

 

それが”受け入れる事”だとワタシは思っています。

その方法として、

 

  

1つは「感情をしっかり感じる」

 

怒りにしても、悲しみにしても、我慢せずに吐き出してしまう事です。

もちろん人によって立場や状況がそれぞれでしょうから、人前でなくても構いません。

 

家に帰って一人きりの風呂場なんかでも全然いいでしょう。

思いっきり、怒ってください。

思いっきり、泣いてください。

思いっきり、感情を感じてください。

 

 

 

2つめは「自分の感情に気づいて認める事」

 

蓋が大きく重たいと、1つめのように自分の感情を出す事自体が難しい方もいるでしょう。

 

そんな時は心の中でも、ノートなどを使ってもいいので、どう感じたのかを振り返ってみてください。

 

誰に見せるものでもありませんから、強がる必要も、取り繕う必要もありません。

 

ただ「腹が立った」「寂しかった」「悔しかった」そんな風に書き記してみてください。

 

それを「自分はそう感じたんだな」と認めるだけで大丈夫です。

 

それだけでワタシたちの心は不思議なもので癒されていくのです。

 

 

感情は寂しがりやです。

ずっと無視していると、「ワタシはここにいるよ」と気づいてほしくてその感情を感じるようなことばかり起こそうとしてきます。

 

だからイライラが続く、悲しいことばかり起きる時は何か自分の中で蓋をしているのかもしれません。

 

ぜひ心からのメッセージに気づいてあげて欲しいと思います。

いつの間にか強くなる事と鈍感さをはき違えてた

愛すべき明日、一瞬と一生を/GReeeeN