【効果無し!?】陥りやすい自己啓発の落とし穴【正しい付き合い方】

【効果無し!?】陥りやすい自己啓発の落とし穴【正しい付き合い方】

自己啓発ってやってみたけどなんかうまくいかないな、むしろ逆効果になってる気がするんだけど・・・。

こんにちは、アズマカイトです。

今回はこのようなお悩みを解説していきます。

  • 陥りやすい自己啓発の落とし穴
  • どうして落とし穴に気づけないのか
  • 自己啓発との上手な付き合い方

「自己啓発の本を読んで試してみたけど効果がない」「自己啓発のセミナーに参加してみたけどすぐに元に戻ってしまった。」このようなご相談は実は結構あります。

私自身10年弱この業界にいますが、自己啓発に対するイメージは両極端だと感じます。自己啓発が好きだったり信じていたりする人は少し傾倒しすぎている感がありますし、逆に否定的な人は嫌悪感すら感じます!といった具合です。

かくいう私自身はこの両方を経験しました。さらに言えば今回ご紹介する落とし穴は私自身が陥ったことのあるものでもあります。

その上でなぜ私自信が未だこの業界で仕事をしているかというと自己啓発というものの付き合い方が自分なりにわかってきたからです。

例えばハサミにしても車にしてもちゃんとした使い方をすればとても便利なものですが、過った使い方をすれば他人や自分を傷つける凶器にも変わります。

このように自己啓発にも取り扱い方がしっかりあります。

こちらも解説していきますのでぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。

1.陥りやすい自己啓発の落とし穴

・理想のイメージが描けない

落とし穴1

「どうなりたいですか?」このフレーズは自己啓発の現場では必ずといっていいほど出てきます。

しかし明確に答えられる人はほとんどいません。

「今より良くなりたい」「今の状況を抜け出したい」など朧げながら現状より好転させたいとは感じていても具体的なところまではなかなかイメージできない人が大半です。

にも関わらず本やセミナーではこのフレーズが多く使われ、「理想のイメージがなかなか上手くできないから困ってるんだ」「ここでつまづいて次のステップに進めない」といった状況が生まれています。

・ポジティブに考えようとしても無理矢理感がある

落とし穴4

「ポジティブ思考になろう」「プラス思考で捉えよう」このフレーズもトップクラスに多い言葉です。

確かに物事をポジティブに、プラスに捉えることは多くのメリットがあります。初めのうちは意識的に行なっていかなければならないので違和感を感じたりもします。

けれどこの違和感がストレスを感じるほどにまでなってしまうことや、しんどい辛いと感じてしまうこともあります。

関連記事▶︎【疲れた】逆効果!?ポジティブ思考だからしんどくなってしまう5つの原因

・アファメーションが逆効果になってしまう

アファメーションとはポジティブな言葉を自分に言うことによって、自分の状態をあげていく手法です。

実際の行動としては鏡を見ながら「私は出来る」といった自分を肯定する言葉を自分に向かって言う。といった具合です。

アファメーションの効果を体感する人がいる反面、言えば言うほど今の自分とのギャップを感じてしまい落ち込んでしまう、ネガティブに考えてしまうという人もいます。

ひどい時にはプラスの言葉を口にするのもしんどいと感じてしまうぐらいまで落ちてしまうこともあります。

・気づきがあってもすぐに戻ってしまう

落とし穴2

本を読み終わった後やセミナーを聞いた直後はテンションが上がったり「なんかやれそう」といった気分になります。しかし次の日には「なんであんなに行けそうな気がしてたんだろう」と冷静になってしまうことはよくあることです。

読了後やセミナー終わりなどでは自分の中の気づきなども加わると今まで悩んでいた問題が解決されたかのような気になるので、テンションがガッと上がるんですね。

この気づき自体は大切にして欲しいのですが、このテンションのギャップによってより白けた気分や夢を見ていたような気分になって悪い意味で冷静になってしまうのです。

・現実的な変化がない

自己啓発に取り組む人の目的の多くは自分らしく生きてみたい、才能を活かしたい、人間関係を改善したい、といったことだと思います。

つまりは現実的になんらかの変化が欲しくて取り組むもの。自己啓発はそのための手段なわけです。

気づきなどを通して確かに気持ちの面では楽になったり、マシになったりしたかも知れません。

しかし現実的な環境が変わったかというとそうでもないということになっているパターンも多くあります。

こちらは無料ラジオコンテンツ「stand.fm」でもお伝えしています。

▶︎【一問一答」#13自己啓発の落とし穴5つを紹介

2.どうして落とし穴に気づけないのか

落とし穴3

ここまで陥りやすい落とし穴を紹介してきましたが、なぜ私たちはその落とし穴に落ちてしまうのでしょうか。

これには大きく2つの理由があります。

まず一つは本やセミナーでは基本的に「良いこと」しか伝えないからです。

全ての本やセミナーがそう言うわけではありません。しかしビジネスの側面から見ればメリットを強調し伝えることは悪いことではなく当然のことです。

テレビCMだって便利さや機能性など使ってみたい、買いたいといった気持ちになるのは商品の良い部分を伝えているからです。

全ての物事にはプラスの面とマイナスの面があります。

どちらか一方だけと言うのは逆におかしいのです。

そして2つ目の理由は落とし穴があることを理解しているかどうかということです。

普通の落とし穴も上から土をかぶせ一見するとわからないようにしますよね。

でもどこかに落とし穴があるかもと思って観察するのと、全く疑わずに進んでいくのではどちらの方が落とし穴に落ちてしまう確率は高いでしょうか?

どこかにあるかもと観察すれば「なんだかあそこだけ土の色が違うな」といったように違和感に気づくことができます。

疑ってかかる方がいいというわけではなく、全ての物事にはプラスの面だけではないと認識しておくことが大切です。

3.自己啓発との上手な付き合い方

落とし穴5

自己啓発は自分を高めるため、成長させるための素晴らしい分野だと私は思います。しかし付き合い方を間違えてしまうと逆効果になってしまったり、自分を見失ってしまったりしてしまいます。

自己啓発に書かれていることや誰かが伝えていることは「正解」というよりも「その人にとっての正解」です。

そこで伝えられているやり方が合う人もいればそうでない人もいます。

ですので自己啓発のノウハウや方法は「自分に合っているか」がとても大切です。

つまりは「自分を深く知っていく」ということがセットで必要になってくるのだと思います。

車を安全に運転するためには免許がセットで必要ですよね。それと同じように自己啓発のノウハウには自分を知って合うものを選んでいくことがセットで必要になってきます。

もちろんこの考え方も私なりの答えの一つです。ですのでこの考えが絶対ではないし唯一のものでもありません。

けれどいくつもの落とし穴に落ちてきて、私自身もメンタルや自己啓発という分野の仕事に携わる中で見えてきた私にとっての正解でもあります。

「こういう考え方いいなぁ」「なんだか共感できるなぁ」と感じたらあなたの考えの中に取り入れてもらえたらと思います。

もし自己分析に興味のある方や自分一人ではなかなか難しいと感じる方は無料サポートもしていますのでお問い合わせからご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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