【思い込み】毎日がしんどい人へ、自分で自分を苦しめてしまっている考え方【罪悪感】

【思い込み】毎日がしんどい人へ、自分で自分を苦しめてしまっている考え方【罪悪感】

何がってわけじゃないけど、なんだかしんどいし、憂鬱な気分も多いなあ・・・。
好きなことをしてると罪悪感を感じて楽しめないし、どうすればいいんだろう。

こんにちはアズマカイトです。今回はこちらのお悩みについて解説していきます。

  • しんどい原因となる考え方
  • 自分でできる対処法

日常過ごしていると楽しいこともあれば悲しいこともあります。

ただどちらかというと辛い、しんどい、幸福感を感じない。といった時間の方が多いともし感じているなら、それはあなたの中の「ある考え方」が自分で自分を苦しめているからかもしれません。

この考え方をしていると自分の好きなことをしていても心から楽しむことが出来ず、ともすれば楽しんでいることに対して罪悪感すら感じることがあります。

今回はこの考え方がなんなのか。そして自分でできる対処法の手順をまとめたので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

原因となる考え方

思い込み1

ズバリ答えを先に言うと「条件付き」の考え方です。

条件付きの考え方は欲しいものに対して条件をつけている状態です。

つまり答えや選択肢を限定していると言うこと。答えや選択肢が限定されているとその選択肢を選ぶしかありません。

そうすると「選ばざるを得ない」と感じてしまい憂鬱な気持ちになってしまうわけです。

これは自由を奪われている状態ともいえます。

では具体的にはどういった考え方が”条件付き”になるのか、私自身の経験も含めてお伝えしていきます。

私自身は約8年ほど前に会社員から独立しました。けれど独立しても生活がままならずバイトとの掛け持ちで活動していたのですが、ある時期から全く幸福感を感じなくなりました。

好きなことをして気を晴らそうとしても楽しい気分を少し味わうだけで、それよりも「こんなことしてていいのか?」といった焦りや罪悪感の方を強く感じていました。

そしてある日気づいたのは自分自身の条件付きの考え方でした。

「成功しないと幸せじゃない」「独立した以上、好きなことで生活できないとダメ」こういった考え方を持っていたのです。

この考えを持っていると幸せになるためには「成功しなければならない」と言うことになりますし、好きなことやりたいことだけで生活していない今の自分はダメだと自分に対して否定をずっとしていることになります。

好きなことをやっても「成功もしてないのに好きなことをやるなんて・・・」と心から楽しめず罪悪感を感じていたと言うことです。

私の場合は独立という部分において強く出ましたが、お悩み相談を受けているとこの考えをして苦しんでしまっている人が多くいます。

例えば「結婚しないと幸せになれない」「お金持ちにならないと幸せになれない」といったものです。

このように望む未来に対して条件をつけてしまうと知らず知らず私たちは自分の首を絞めてしまっているのです。

自分でできる対処法

思い込み2

このような自分の中の条件付きの考え方はプロのカウンセラーやメンタルトレーナーに話を聞いてもらうことで発見することが出来ます。

この考え方の解決の第一歩目は自分がどんな条件付きの考えを持っているのかを知ることから始まるので、もし今現在憂鬱かんや幸福感を感じないのなら早急にどんな考えが原因か探った方がいいでしょう。

この考え方は自分自身では疑っていないので一人で発見していくのはかなり難しくはあります。

しかしそこまで早急ではなかったり、もしくはなんらかの理由でメンタルのプロに話を聞いてもらうことに抵抗感があるという人もいると思います。

ここではセルフで出来る対処法をお伝えしていきますが、セルフで行う分しっかり自分と向き合う必要があります。

STEP1:書く

思い込み3

今現在苦しいことはなんなのか、紙に書いていきます。この時のおすすめはメモ帳などの小さいものではなく、出来るだけ大きな紙に書くようにしてみてください。

小さい紙に書くとその中に収めようと無意識にしてしまうので、せめてA4サイズのコピー用紙などを用意しましょう。

書く内容は思いついたままに苦しいことを書いていきます。

ある程度出尽くしたら、今度はなぜ苦しいのか理由をその横に書いていきます。

例えば「毎日が憂鬱」「理由:幸せじゃないから」と言った具合です。

さらにこの理由を深掘りしていきます。

「なぜ幸せじゃないの?」「理由:お金がないから」とある程度具体的な理由まで辿り着くまで繰り返し深掘りをしていきます。

これで条件付きの考えを炙り出していきます。

STEP2:疑う

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次は深ぼった理由を「本当にそうなのか?」と疑うフェイズです。

上記の例で言えば、「本当にお金がないと幸せじゃないの?」ということです。

お金が有る無いのボーダーラインがどこに有るのかも含めて裕福ではなくても毎日笑顔で幸せそうに過ごしている人はたくさんいます。

深ぼった理由がちゃんと自分で考えた理由なのか、それとも世間のイメージや思い込みによって作られていた理由なのかをハッキリさせます。

STEP3:選択肢を増やす

思い込み5

この時点で自分の思い込みや条件付きの考えに気づくことが出来ます。

あとは望む状態になるには何をすればいいのかを考えていきます。

こちらも先程の例を使うなら幸せになるためにはお金だけではないということに気づきました。

他にも幸せを感じるためにはどんなことをすれば感じられるのか?を考ええます。

「本を読んでいる時」「美味しいものを食べた時」「好きなゲームをしている時」といった風に選択肢をどんどん増やしていきます。

こう考えていくと今までも幸せであったこと、すでに幸せは身近にあったことに気づきます。その上で更に幸せになるためにお金も稼ごうといった思考に変えていくといいでしょう。

今回はあくまで私の思う幸せを例に出しましたが、人それぞれ幸せの定義も意味もきっと違います。

ですのでこのワークをするときはあなたの言葉で取り組んでみてください。

まとめ

今回ご紹介した方法は思考トレーニングも含まれているので少し難易度自体は高めではあります。

しかしこの方法をある程度使えるようになると自分自身の方向修正や苦しみに対しての緩和など自己分析力が格段に上がっていきます。

自分を苦しめているのは案外自分自身だったりしますので、思い込みや固定概念に気づくことがそこから解放される大切な道だと思います。

この記事が何かのきっかけになれたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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