メンタルトレーナーがお薦めする、自分で出来るメンタルケアの方法7選

メンタルトレーナーがお薦めする、自分で出来るメンタルケアの方法7選

落ち込んだ時とか悩んだ時ってどうすれば良いんだろう?

こんにちはアズマカイトです。

今回は自分で出来るメンタルケアの方法を7つ紹介したいと思います。

落ち込んだ時や悩んでいる時は出来るだけ早くその状態を抜け出したいですよね。

その方が仕事のパフォーマンスもプライベートの充実度も上がりますし、何よりも「しんどい」

僕のようなメンタルトレーナーの力や病院の先生といった専門の人の力を借りることも一つの手段ですが、自分で出来るとしたらどうでしょう。

体の怪我も小さいものなら自分で応急処置をしますよね。

少し擦りむいた程度で大学病院で治療してもらおうとする人はいないと思います。

それは自分で対処出来るし、対処法も知っているからです。

心も同じで自分で出来る範囲がわかって対処法も知っていれば、しっかりと対処する事が可能です。

今回はそんなメンタルケアの中でも自分で出来るセルフケアについて解説していきます。

セルフケアの重要性

メンタルケア1

近年ではメンタルケアの重要性が社会的にも浸透し始めています。

そのため各企業も産業カウンセラーを導入したりとメンタルケアに努めているところも増えてきました。

体と違って心は目に見えるものではないので、「わからない」という意識が強くなりがちですがメンタルケアの仕組みとしては体と同じだと考えるとわかりやすいと思います。

例えば怪我をした場合の対処法としては絆創膏を貼る、傷口を水で洗って消毒する。などが考えられると思います。

また風邪を引いた場合も暖かい格好をする、お腹に優しい食べ物を食べる、市販の風邪薬を買って飲む。といったことをしているのではないでしょうか。

このように体の不調に関して多くの人はある程度自分で対処しています。

ですのでメンタルも同様にある程度までは自分で対処が可能です。しかし当然ですが知らないと出来ません。

子供の時は怪我をしても痛くて泣くことしかできなかったり、風邪を引いた時に心細かったり不安になったりするのは対処法やどの程度のものなのかがわからない、知らないといったことが一つの理由として挙げられます。

セルフケアが出来ることのメリット

メンタルケア2

メリットその1:しんどい時間、悩んでいる時間を短縮できる

僕たちは多かれ少なかれ自分で対処していますが、具体的に行動を取っている人は少なく、多くの場合時間が経つことによって解消されていくケースがほとんどです。

そのためしんどい時間が長かったり同じ悩みを繰り返してしまうことが起こってしまうのですが、具体的な処置をすることでそういった時間を短縮し、再発を防いでくれます。

メリットその2:悩んでいる相手にも対処出来る

自分でセルフケア出来るという事は目の前の相手のも同様に対処する事ができます。

自分の周りの家族や友人といった近しい人たちがしんどそうにしている、悩んでいるといった状況で何かの力になれることが出来ます。

メリットその3:落ち込みや悩みに対して耐性ができる

セルフケア方法を知っているとそもそも落ち込んだり悩んだりした時に怖さや不安が減り、冷静に対処する事ができますし、落ち込んでもすぐに回復したり、落ち込みにくくなったりと耐性も身についていきます。

なぜならセルフケアのスキルは風邪薬のようにその一回のみに効果を発揮するものではなく、日常に取り入れることで思考回路が鍛えられていくからです。

自分で出来るメンタルケアの方法7選

方法その1:メモ帳に書き殴る

悩んだりモヤモヤしている時は頭の中だけで思考がぐるぐるしてしまっているので、解決のアイデアがなかなか見つかりません。

今何に悩んでいるのか、不安を感じているのか、どんな気持ちなのか、思いつくままにメモ帳に書いていくことで頭の中を整理する事ができます。

特に不安や憂鬱感は何に対して感じているのか明確ではないため、不安を感じます。

ですので一旦頭の中から文字にして取り出す作業という事ですね。

スマホやパソコンのメモ帳などに書く方法もありますが、おすすめはアナログのメモ帳にペンで”書き殴る”です

アナログだと文字の大きさや筆圧なども反映されますので、そちらの方がより感情的に書く事ができます。

方法その2:自分に質問を繰り返す

こちらも同様に何に対して落ち込んでいるのか、悩んでいるのかを明確にしていく作業です。

メモに書き殴るよりも少し難易度としては高めになります。

自分自身に対して「どうしてそう感じるのか?」を繰り返し質問し出てきた答えに対して「なぜ?」を繰り返していきます。

こちらは感情的にというよりも冷静に分析していくという感じになるので、ある程度の質問力が必要になります。

けれど自分に対して質問できるようになると自分の思い込みや固定概念に気づく事ができるので、少しずつやっていくことをお薦めします。

方法その3:憧れの人を真似する

もし憧れの人がいるなら、その人ならどうするのかを考えてみましょう。

もしその人が今の自分と同じ状況ならどうするのか?

どうするのかあまりイメージ出来ないなら、その人なら”しない行動”を考えてみるのも良いかもしれません。

憧れの人を真似ることで今までの自分とは違う思考パターン、行動パターンで動く事ができます。

憧れの人は実在する人でもいいし、アニメや映画のキャラクター、過去の偉人でも構いません。

実際私は某ロボットアニメの主人公ならどうするか?をよく真似しています。

方法その4:自然と触れ合う

メンタルケア4

山や川、海など周りを自然に囲まれた場所がベストですが、住んでいる場所や時間の関係上なかなか行けないという人も多いかもしれません。

ですので少し緑のある公園とかでも大丈夫です。

スマホやイヤホンを外し、自然を感じます。

自然には私たちの心を落ち着け癒す効果がありますので、自分の悩みや考えに目を向けるのではなく風や葉っぱの音、目の前に広がる大きな自然に意識を向けてみてください。

数分自然に意識を向けるだけでも焦っていた心や不安だった気持ちがリセットされていきます。

方法その5:好きな事・趣味に没頭する

好きなことや趣味が明確にある人は没頭できる時間を作ってみましょう。

好きなことをしている時の心は「快」の状態です。

メンタルにおいて大切なことは心の状態が「快」と「不快」どちらの時間が長いかということです。

不快の方が長いと心は疲れ、しんどくなってしまいます。

一方、快の時間が長いとエネルギッシュになり元気ややる気が湧いてきます。

方法その6:環境を変える

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最近は在宅ワークなども増えていますが、そのことによって仕事に集中できず悩んでいる人も見受けられます。

いつも仕事をしている場所ではなく、カフェやホテルのラウンジに行って作業をすることでリフレッシュと能率アップ効果が得られます。

作家やイラストレーターの中には家から近いビジネスホテルをわざわざ取って仕事をするという人もいるくらいです。

特に仕事のスランプには効果的な方法です。

方法その7:切ない音楽をきく

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切ない音楽を聴いて思い切り”泣く”。

涙には心の浄化作用があります。ですのでその時の感情に近い音楽をひたすら聞くことでわざと感情を増幅させます。

悲しい時に悲しいを感じたり、辛い時に辛いを感じることがメンタルヘルスにおいてはとても重要です。

感じないようにしたり、無理に我慢したり、耐えたりすると、逆に消化されなかった感情が澱みとなって心に溜まっていきます。

小さな我慢がいつしか大きな澱みとなって心を重くしてしまうのです。

ですので今現在しんどい辛いなら、それを思い切り感じ切ってしまうことです。

涙の自浄作用と共に洗い流していくことで心をリセットする事ができます。

 

 

自分でできるメンタルケアをご紹介してきました。

全てを試していただいてもいいし、自分に合いそうなものを選んでやってみるのも良いと思います。

メンタルケアには今回ご紹介した基礎的なものともっとパーソナルな部分に特化したあなた専用のメンタルケアも存在します。

専用メンタルケアは深く自分を知ることで発見していきます。

ご興味のある方は私のLINE@までご一報いただければと思います(^ ^)

お力になれる場合の初回ご相談は無料となっていますのでご安心ください。

この記事があなたの心を軽くする一助になっていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。