【自分が嫌】自分を嫌いになってしまう行動と嫌いな自分を受け入れる7つの考え方

【自分が嫌】自分を嫌いになってしまう行動と嫌いな自分を受け入れる7つの考え方

どうして自分はこうなんだろう、自分を好きになんてなれない・・・
でも本当は好きになりたい、なってみたい。
どうすれば嫌いな自分を受け入れられるんだろう。

こんにちはアズマカイトです。

今回はこちらのお悩みを解説していきます。

  • 自分嫌いに陥りやすい行動
  • 嫌いな自分の受け入れ方

あなたは自分のことが好きですか?嫌いですか?

実は10代から60代まででアンケートを取った結果、約40%から50%の人が「自分のことを嫌い」と答えています。

そのうち10代20代の女性においては50%以上の人が「嫌い」と答えているのです。

年齢を重ねるごとに嫌いな自分を受け入れていき「嫌い」の割合は減っていく傾向にあり、60代では男女共に20%を下回ります。

私自身自分のことを「大好き!」とはまだまだ言えませんが、それでも自分の嫌なところを受け入れることが出来たのは30代に入ってからでした。

本当は自分のことを嫌いたくなんてないし、好きになりたい。そんな想いで色んなことに挑戦してみました。

周りが嫌がる仕事を率先してやってみたり、富士山に一人で登ってみたり、いろんなセミナーに通ってみたり、起業してみたり。

もちろん効果のあったもの、なかったもの、逆効果になったもの様々でしたが、今回はそんな自分の体験も含めて「嫌いな自分の受け入れ方」を書いていこうと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

自分嫌いに陥りやすい行動

自分嫌い1

自分嫌いは性格ではありません。自分のことを嫌ってしまうのは言わば考え方の癖になります。

それはつまり日常の行動が自分嫌いにつながってしまっているということ。

周りとの比較

自分嫌い2

自分のことを嫌ってしまう1番の理由は周りとの比較です。比較は正しく行えば自分の現在地を知る良い考え方ですが、多くの場合が自分の劣っている部分を見て落ち込んだり、自己否定してしまうことでネガティブな気持ちになってしまいます。

特に10代ではそれまでの経験が周りと比べて大きく変わらない上に、同年代に囲まれているためどうしても周りと自分を比べてしまいます。

自分が嫌いになってしまうことの多くは周りと比べて自分の出来ていない所、劣っているところに目がいってしまうところにあります。

完璧主義

自分嫌い3

完璧主義の方は理想を高く持てる反面、現実とのギャップに苦しむことも多くあります。

そのため理想と現実のバランスを取ることが自分の中の完璧主義と上手く付き合うコツなのですが、理想の方に偏ってしまうと正しく現実が見れなくなり、思ったようにならない現実ばかりを目にしてしまいます。

そのため自己否定的な考えに至ってしまうことがあります。

相手への批判

自分嫌い4

自分嫌いになっている時は自分の中の出来ていないところ、至らないところにばかり目がいってしまいます。

それは他の人を見るときも同様で、相手の出来ていないところ、至らないところばかりが目についてしまいます。

そのため相手への批判を実際に言葉にしてしまうこともあります。その結果そんなことを言ってしまった自分に対して自己嫌悪してしまうのです。

嫌いな自分の受け入れ方7選

その1:タスクを小さくする

自分嫌い10

自分嫌いな人は成功体験が少ない経験があります。とは言え成功体験と聞くと何かすごい目標を達成しないと・・・と思うかもしれませんがそんなことはありません。

一つの目標に対して工程をいくつかに分けていきます。例えば今あなたが読んでいるブログも「ブログを投稿する」という目標になりますが、細かく見ていけば「テーマを決める」「構成を決める」「タイトルを決める」「執筆する」「画像を入れる」「最終チェック」などの手順に分けることが出来ます。

「会社で資料をまとめる」というタスクも「朝定時に起きる」「電車に乗る」「出社する」「資料室に行く」と言った具合に分解できます。

大きな目標も分解すれば小さな目標の積み重ねになりますから、目標やタスクを小さくして達成していくという習慣が少しずつ自信や受け入れへとつながっていきます。

その2:開き直る

自分嫌い5

「自分は自分の〇〇なところ嫌いだわ〜」と開き直るのも実は有効です。

開き直るとそこにはネガティブな感情があまり湧いてきません。いい意味での「仕方ない」という気持ちが湧いてくるので開き直って「そんな自分と付き合っていくか」という、諦めにも似た気持ちになれます。

ここでの”諦め”とはネガティブなことではなく、嫌いな自分を好きになろうとかするのではなく「嫌い」と素直に認めたという感覚なので、1番受け入れている状態に近いと言えます。

その3:好きなことをする

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自分の好きなことや趣味の時間をしっかり取ることでプラスの感情、楽しいという感情を思い出すことが出来ます。

人の気持ちは1つの感情しか感じることが出来ません。いろんな感情が混ざり合って感じるときも瞬時に入れ替わっているのです。まるで昔のテレビのように画面には1つのチャンネルしか映せません、高速で繰り返しチャンネルを変えているだけで画面に写っているのはあくまで1つのチャンネルです。

ですので自分の気持ちに「楽しい」というチャンネルを長く映してあげればあげるほど、プラスの物事にフォーカスが当たるようになってきます。

その4:他人の批判を止める

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自分嫌いの時は相手や周りに対しても嫌な部分や腹が立つことが目につきやすくなります。

そのため文句や批判をしてしまいがちになるのですが、それを言ってしまうことで今度はそんな自分に対し自己嫌悪を感じてしまいます。

ですので他人に対しての批判や文句はSNSも同様です。「匿名だから」「バレないから」OKというわけではなく、批判や文句を言うこと自体が自分にも跳ね返ってきますので、そう言った時間を別の事に使っていきましょう。

その5:短所を書き出し長所に直してみる

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自分の嫌いなところはいくつも書けるのに長所ってそんなに書けないですよね。それは長所よりも短所に目が向いているからと言えます。

ですのでまずは自分の短所やを書けるだけ書きます。そしてその短所を良いように言い換えていきます。

「飽き性」→「新しい事に興味がある」

「なかなか動けない」→「じっくり考えられる」

「すぐに落ち込む」→「感受性が高い」

このように短所の数だけ長所が生まれます。改めて言葉にすることで自分の長所だと認識できるようになっていきます。

その6:自然に触れる

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山や海など自然の多い場所に行き景色を眺める。ただそれだけでリラックス効果があります。

自然は自分のことが嫌いとかそのほか抱えているいろんな悩みとか関係なく包み込む雄大さを持っています。

都会や日々の忙しいスケジュールの中で感じにくいゆったりとした時間を大自然の景色と共い味わうことで心の中がリラックスしています。

周りに自然がなかなか無いという場合は何もせずただぼーっとする時間を作ってみてください。

それだけでも心を休め、自分の中の嫌いな自分と向き合えるようになります。

その7:自己正当化する

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自己正当化は良い意味で使われることがありません。自分の失敗やミスを自分のせいでは無いと主張する事になりますから言い訳とも近い存在です。

しかし、この自己正当化も使い所さえ間違えなければ良いのではないかと思います。

自分のミスで誰かが迷惑を被ってしまったり仕事の場面においては素直に謝ることが大切ですが、例えば本当は言いたかったことが言えなかった、本当はこうしようと思っていたけど出来なかった。そんな場面は自分だけの問題です。

そんな時自分嫌いの人は「また言えなかった・・・」「やろうと思っていたのに出来ないなんて・・・」こんなふうに自己嫌悪に陥ってしまうことが多いのですが、自己正当化をすると「でも、あの場面なら言わない方がよかったと思う」「でも、今日はやらなくて正解!だって〜」と自分の選択が正しいものとして考えます。

何でもかんでも自己正当化をすれば良いわけではありませんが、自分嫌いを受け入れ次のステップに進む為にある程度必要になってくるのではないでしょうか。

まとめ

自分のことが嫌いだと感じている人は思っている以上に多いでしょう。けれど心の底から嫌っている人はほとんどいません。「本当は好きになりたい」「子供の頃みたいに思い切り笑いたい」そんなふうに思っている人が大半では無いでしょうか。

嫌いなものを受け入れるには嫌いなものに触れる必要があります。食べ物なら食べてみる、音楽なら聞いてみる、人なら話を聞いてみる。けれど嫌っている理由は実は「深く知らなかったから」というものもたくさんあります。

自分自身も同じです。自分のことを深く知っていなかったから自分を嫌っている可能性が高いのです。

この記事が自分との対話をするきっかけとなれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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