自己投資総額800万以上の僕がたどり着いた、自己啓発の落とし穴
- 2020.07.10
- 自己成長
こんにちは、アズマカイトです( ´ ▽ ` )
数年前にアナと雪の女王のテーマ曲であった「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」が大ヒットし、”自分らしさ”や”ありのまま”という言葉や価値観が多くの人に耳馴染みのある言葉になってきました。
ワタシもこの”自分らしさ”という価値観が昔から大好きで、ずっと追い求め、当時も「ようやく時代が来たな」とか思っていました(笑)
「自分らしく活躍したい!」「もっと自分の才能を活かせる場所があるはず!」
その場所を探して色んなセミナーに足繁く通い、あらゆる講座を受けて、たくさんの方に師事し、自分と向き合い続けてきたのですが、、、。
気が付くと自己投資額がいつの間にか800万を越え、貯金はゼロ。
交際費や娯楽費用も削って捻出していたので、幸せを求め過ぎた結果どんどん貧乏になってしまうという状況に陥ったのです。
確かに考え方はポジティブになったり、心の面は豊かになった実感はあります。
けれど現実的な時間やお金といった面ではまさに”貧乏暇無し”といった毎日でした。
今回はそんな体験から学び得たことをお伝えしていきたいと思います。
ちなみにワタシ自身は「自己啓発」という分野は好きですし、より健全な業界になればもっといいなと思っています。否定的な記事ではありませんのでご安心ください( ´ ▽ ` )
スタートは純粋な成長欲から
ワタシ自身がこういった「自己啓発」という分野に触れたのは、10年ほど前に本屋で働いていた時にふと目に止まったアレックス・ロビラさんの「グッドラック」という本がきっかけでした。
自己啓発の分野に入るかは分かりませんが、人生の教訓のようなものが描かれたストーリーで面白く、こういうことをもっと知りたいと思ったのです。
後々知ることになるのですが、ワタシたちの目や耳は頭で意識していることの情報を優先的に集める特性があります。
もしかしたらこの時、既に興味はあったのかもしれません。
ただこの辺りから色んなセミナーに参加するようになっていきました。
目的はなんですか?
色んなセミナーに参加し、初めての知識に触れ、自分の新たな一面に気づき、とても楽しかったのですが、この時ワタシは1つのミスを犯していたのです。
それは、、、『学ぶことを目的』にしていたこと。
本来自己啓発は名前が示す通り、自分を高め成長することを目的としているモノです。
けれど当時の僕はただただ知的探究心だけで突っ走り、肝心の学んで”どうしたい、どうなりたい”が抜けてしまっていたのです。
しかも、セミナーに参加すれば”○○になれる”のように勘違いして、学ぶばかりで日常で実践をしておらず、、、。
結果として注ぎ込んだセミナー費用や講座代金を回収できず借金ばかりが膨らんでいったのです。
いわゆるセミナージプシーと呼ばれるモノの仲間入りを果たし、それでもまだ彷徨い続けました。
そんな日々が続く中で、ワタシは奇跡的にある一つの疑問が頭に浮かびました。
『あれ?自分らしさってそもそもなんだ?』
考えてみて、その時出てきた自分らしさはこんな感じです。
- 自然体→だからストレスがない
- 才能を使っている→だから稼げている
- 自信がある
- 情熱的で慕われている
で、思ったんですね。
『全然自分らしく無い!!!』
ワタシがずっと探し続けていた「自分らしさ」って、当時のワタシからすれば全然自分らしくない自分だったんですよね。
自分らしさというよりは、
自分らしく生きれたらこうなれる!
っていう理想の自分。
そりゃね、今までなったことのない自分がどこかにいるはずだって探しても見つかりません。
買ったことのないおもちゃが自分のおもちゃ箱に入っているわけないんです。
自分らしさ≠理想の自分
自分らしさと理想の自分を比べた時、
自分らしさとはもう既に自分が持っているものや、忘れていても持っていたものだとワタシは思います。
(好きなことや感覚、経験、才能などなど自分のおもちゃ箱を探すって感覚)
一方で理想の自分とはまだ自分が持っていないものや、たどり着いていないものです。
(今とギャップがある、、だから理想として描いているし、自分のおもちゃ箱には入ってないから、おもちゃ箱の外に探しにいかなければ見つかりません。)
おもちゃ箱の中と外、この時点でそれぞれ探す場所が違いますよね。
だけどこの辺りをしっかり教えてくれるセミナーってあんまり無いんですよね。
少なくともワタシ自身がこれまで行った中にはありませんでした。
理想の自分をしっかり描くこと
自分らしさと理想の自分は違います。
なのでこの記事を読んで、自分の追い求めていたのは「理想の自分」の方だ!と思った方は、理想の自分をしっかり思い描いてください。
そして理想の自分になるための行動に切り替えてみてください。
それは自分のおもちゃ箱にないモノなので、きっとこれまでとは違った選択や行動になると思います。
その選択肢を選ぶことに戸惑いや恐怖、不安を感じることもあります。
でもそれでいいんです。
これまでとったことのない選択肢を選ぶときに怖くない人なんていません。
そんな中、少し勇気を持って一歩踏み出す。
おもちゃ箱の外の世界に足を踏み入れてみてください。
そここそが本当に探さないといけない場所であり、あなたが描く理想の自分と出会う場所です。
この記事がそんな方の一助となることを願っています( ´ ▽ ` )
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刹那/GReeeeN
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