【重要】直した方がいい?自分の事を嫌ってしまう原因と起きてくる問題
- 2021.10.04
- メンタルヘルス
なんでこんなに自分のことが嫌になるんだろう。。このままだとヤバいのかな・・。直したいけどどうしたらいいのかわからない。
こんにちは、アズマカイトです。
今回はこちらのお悩みを解説していきます。
- 自分の事を嫌ってしまう理由
- 自分嫌いで起きてくる問題や弊害
- 自分嫌いを克服する方法
現在約半数の人は自分の事を嫌いと答えるほど自分のことが好きになれない人たちが多くいます。
私自身学生時代は自分のことが大嫌いでした。
まともに人と話すことが出来ない、学力も低い、見た目も太っていて彼女なんて夢のまた夢、やりたいこともなく帰宅部。そんなコンプレックスの塊でした。
現在は「大好き」とまでは言いませんが、出来ない自分や人と比べて劣っている部分もそのまま受け止められるようになりました。
今回は自分自身の経験から自分を嫌う原因とそのせいで起きてくる問題、自分自身が実践してきた克服方法を伝えていきたいと思います。
自分の事を嫌ってしまう理由
子供の頃に笑われた、バカにされた経験
子供の頃は人に言われた言葉がとても大きく影響します。褒められる言葉はもちろんですが、何気ない一言でも傷ついてしまうほど繊細です。
そんな時に笑われたり、バカにされたりしたことで「自分なんて・・・」というふうに自信を無くしてしまうことがあります。
私自身の経験では小学生の時に着ていた服を、通りすがりの知らない学年の女子数人に笑われたことでとても恥ずかしい思いをしたことがあります。以来その服を着ることが出来ませんでした。
当時は笑われるような服を買った母に対して腹が立ちましたが、笑われたことを母に伝えることが出来ませんでした。
いじめの経験
いじめと一言で言っても色んなパターンが存在します。私の場合は直接的に殴られたりということは幸いにありませんでしたが、暴言や中傷など言葉による暴力でした。
それも同じ学年やクラスではなく、自分よりも下の学年や顔も知らない他学年です、やはり恥ずかしい気持ちと惨めな気持ちを感じて、「自分は知らない人に笑われるような人間なんだ」と中学の頃には思うようになっていました。
周りと比べてしまう
特に学生時代においては学力、体力、コミュニケーション能力ぐらいしか比べるものがありません。周りを見渡しても同じ年齢で似たような経験を経たクラスメイトですからどうしても比較してしまいがちになります。
そのためテストの順位や体力測定の順位などで自分の価値を測ってしまうのです。
親に怒られた経験
幼い頃は親に怒られるという事は多くの人が経験します。
しかし場合によって迷惑をかけた、怒られたということは自分は悪い子、いけない子、出来ない子というふうに思ってしまうことがあります。
その思いを持ち続けながら大人になると、人に怒られないように顔色を窺うような素振りをしてしまい余計に周りを苛立たせてしまうなんてことが起きてしまいます。
周りに怒られ続けることで、自分はダメな人間だと自分嫌いが加速してしまいます。
失恋
恋愛はいろんな学びをくれるものでもあるし、自分の成長にもつながる素敵なものですが、大切な人との別れや自分の想いが届かなかった時のショックはこの世が終わったように感じます。
特に浮気をされたり裏切りのような別れの場合、自信の大きな喪失に繋がります。
自分嫌いで起きてくる問題や弊害
自分を嫌うことでいろんな影響が出ますが、心の部分においては大きな弊害が出てしまいます。
ただこの問題を放置しても死ぬことはありません。けれど生きづらさや生き苦しさを感じて生きていくことになるので、少しずつでも改善していくことがオススメです。
それではまずはどんな問題や弊害が出るのかを、しっかり知ってもらえたらと思います。
周りの目を気にしてしまう
自分の事を嫌っている人は周りからどう思われるのかを極度に気にしてしまいます。
誰かが話していると陰口を言っているのではないか?バカにしているのではないか?というふうに感じてしまうので、新しい挑戦や本当はやってみたいことにチャレンジすることがなかなか出来なくなってしまいます。
劣等感を強く感じてしまう。
自分嫌いの特徴でもあるように、自分と周りを比較してしまいがちなので、どうしても自分自身の劣っているところ、ダメなところにばかり目が向いてしまいます。
そのため劣等感を強く感じてしまい卑屈になったりネガティブな発言が多くなったりします。
また逆に自分の劣等感を隠すために、必要以上に相手に対しマウントを取ったり、自分の方が優れているアピールをしてしまう人もいます。
どちらにしても心の中では強い劣等感やコンプレックスを抱えているため起ってくる問題です。
周りがみんな敵に見えてしまう
周りの目が気になると似ているのですが、周りの人たちが自分の味方だと思えなくなることがあります。
相手を信じるということが難しくなり、本当は自分の事をバカにしているのではないか?と不安に陥ってしまいます。
周りの人たちの善意に対して素直に喜んだり、受け取ったりできなくなるので孤独感を強く感じます。
諦めやすくなる
やり切るという力も自分を嫌うことで低下するものの一つです。
ほんの少しなら頑張ることはできますが、それ以上になった時に「やるぞ」というやる気がなかなか湧かなかったり、歯を食いばって走り切るということが出来なくて諦めてしまいがちです。
「どうせ自分なんて・・・」という気持ちや「頑張ったところで・・・」と頑張る必要性や意味を見出すことが出来ずに力を入れ切ることが出来ません。
実際に諦めたい訳ではなく、こういった気持ちに呑まれてしまい諦めことしか見えなくなってしまうという状態なので、諦めた自分に対してまた自己嫌悪に陥ってしまいます。
自分嫌いを克服する方法
自分の事を嫌いじゃなくなるにはどうすればいいのかというと、1番堅実な方法は「小さな成功体験の積み重ね」になります。
成功体験というと大袈裟に聞こえますが、普段無意識にやっていることでもいいのです。
例えば食事前に「いただきます」を言う。
これって当たり前にやっていたりもしますが、実際に毎日続けていると意識的に認識することが大切です。
他にも帰ってきたら必ず靴を揃えるでもいいでしょう。
とにかく毎日負荷なく出来ること、やってきたことをちゃんと何日継続しているかわかるように行うということ。
100均のカレンダーなんかに○印をつけるのがオススメです。
自分嫌いは生まれついての性格ではなく、いわゆる思考の癖です。
自分の出来ないところ、劣っているところに焦点があっているだけで、自分の中の出来ているところや優れているところに焦点があたっていないだけです。
当たっていないだけで無い訳ではありません。どんな人でも必ずあります。
自分自身とは一生の付き合いですから、より良い関係性を築くことが生きやすいということかもしれません。
この記事が何かのきっかけになれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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