【勘違い】口下手でも大丈夫!本当にコミュニケーション能力が高い人の特徴
- 2021.08.13
- メンタル話
口下手だし、人に話しかけに行くなんて出来ないし、コミュニケーション上手になりたいな。
こんにちは、アズマカイトです。
今回はこちらのお悩みを解決していきます。
- 本当にコミュニケーション能力が高い人の特徴
- 口下手出も大丈夫な理由
- 伸ばすべき能力
実は多くの人が勘違いしているのですが、コミュニケーション能力と社交性は全く別物になります。
なぜならコミュニケーション能力とは「人と会話を成立させる力」。
社交性は「人とうまく付き合っていく性質」のことで元々人のことが好きなタイプです。
確かに社交性は高い方が人付き合いが上手なイメージですが、そこにコミュニケーション能力が乗っからなければただ一方的に話しているだけになってしまうこともあります。
逆に言えば口下手な人でもしっかりとコミュニケーション能力を高めていけば、しっかりと相手との会話を成立させ満足させられることが出来ます。
私自身学生時代はいじめ経験もあり、人と話すことが大の苦手でした。目を見て話すことが出来ないし、会話も続かず気まずい沈黙がよく流れていたのを覚えています。
その後は演劇の世界に飛び込み、演劇というものを通じてコミュニケーション能力を高めていきました。
今回はそんな経験も踏まえて解説していきたいと思います。
本当にコミュニケーション能力が高い人の特徴
1.聞き上手で相手を否定しない
コミュニケーションは会話のキャッチボールと呼ばれるように相手がいて成り立つもの。一方的に自分だけが饒舌に話していてもそれは本当の意味でコミュニケーションが取れているとは言えません。
相手の話にしっかりと耳を傾けられる人、そして相手の考えを否定しない人です。
自分と違う考えや意見に人は拒絶反応や否定したくなりますが、コミュニケーション能力が高い人は肯定も否定もしません。「そういう考えもあるんだな」とフラットに受け止めることが出来ます。
2.質問がうまく相手の話を引き出す
会話の基本形は質問のやり取りで進んでいきます。コミュニケーション能力の高い人は質問がとても上手です。
質問には「YES/NO」で答えられるものとそうでないものがあり、それらをうまく使い分けながら話を広げたり、深めたりします。またお互いの共通点を見つけることにも敏感でそういった共通点をうまく質問や会話に差し込むことによって親近感をグッと高めています。
3.にこやかで笑顔
笑顔を向けられて嫌な人はほとんどいません。コミュニケーション能力の高い人は楽しいことを話すときはもちろんですが、普段の何気ない会話でも笑顔で接します。それにより相手との心の壁を無くし、より親密にフレンドリーに腹を割って話せる関係性を作っていきます。
口下手でも大丈夫な理由
①話し上手と聞き上手
コミュニケーション能力の高い人の特徴を3つほど紹介してきました。
確かに話題のネタや引き出しが多かったり、自分の気持ちを伝える力があったりといった共通点もあるのですが「話し上手」と「聞き上手」ではどちらの方がコミュニケーションに必要かというと実は「聞き上手」の方です。
人は誰しも自分のことを知ってほしい、理解して欲しいという欲求があります。そのため”話したい”という人の方が多いのです。ということは逆の”聞く”というスタンスの人は重宝されるということ。
口下手であっても”聞く”という姿勢さえあればコミュニケーション能力をしっかりと上達させることは可能なのです。
②言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション
言語コミュニケーションとは話したり書いたり「言葉」を使って伝えたり、聞いたりしながらとるコミュニケーションのことです。反対に非言語コミュニケーションとは言葉以外の全てとなります。
例えば、視線、動作、表情、雰囲気、といったものです。
そして実は非言語コミュニケーションの方が相手に色んな情報を与えているのです。
あなたも「なんとなく好き」「なんとなく嫌い」そんな感覚を持った人と出会ったことがあるのではないでしょうか。
その人がどれだけ良い言葉を使った言語コミュニケーションをとっていたとしても、非言語コミュニケーションの仕草や雰囲気があなたにとって良い印象や悪い印象を与えていたのです。
つまり相手にとっての印象は非言語コミュニケーションの方が強く表れるので、口下手であっても立ち振る舞いをしっかりしておけば問題はありません。
コミュニケーション能力アップの為に伸ばすべきポイント
相手の満足度重視なら聞く力
相手とコミュニケーションを通じて信頼関係を気づいていくことを目的とすると鍛えていくべきは聞く力になります。
聞く力をさらに分解すると「傾聴力」「読解力」「質問力」となります。
傾聴力とは相手の話に耳を傾ける力で、ただ単に話を聞けば良いというわけではありません。相手の話にしっかり興味を持っているか、相手の伝えたいことは何かを察していくことで相手が話しやすい雰囲気を作る力です。
読解力は相手の言葉のニュアンスや声のトーン、雰囲気から相手の気持ちを察する力です。例えば「ばか」という言葉も横暴に言われたら自分に対する攻撃の意味をもちますが、愛する人にはにかみながら言われると愛情の意味になります。このように同じ言葉でも相手との関係性や言い方によって全く意味が変わってきます。それを読み解いていく力が読解力です。
最後の質問力はどちらかと言えば話す力に属しますが、最低限の会話のキャッチボールを成立させる為には必要な能力です。
自分の魅力を伝えるなら話す力
自分の魅力を伝えていく段階であれば話す力を伸ばしていくと良いでしょう。
話す力も分解していくと「言語化能力」「伝える力」「質問力」に分かれます。
「言語化能力」とは自分の気持ちや感情を言葉に変換する力です。感情や感覚は人それぞれ違うもので、同じ経験や同じものを見ても感じ方は違います。ですので自分に湧いてきた気持ちをしっかりと言葉に変換することで相手にも伝えわり理解しやすくなります。
「伝える力」とは思ったことをそのまま言うことではありません。相手が受け取れる言葉を投げかけることです。その為に言葉選びや声のトーン、間の使い方などに気をつけて言葉を紡いでいきます。
「質問力」は相手との会話を広げたり深めたりするための力ですが、鍛えて損はありません。
質問力だけが聞く力にも話す力にも入っているのはそれだけ重要で汎用性があるからと言えます。
そのためコミュニケーション能力を鍛えていくなら
「質問力」→「聞く力」→「話す力」
の順がベストではないでしょうか。
この記事があなたの一助になっていれば幸いです、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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